民主法律時報

大阪争議団共闘会議結成50周年 記念レセプション

大阪争議団共闘会議 事務局長 新垣内  均

 大阪争議団共闘会議の50周年記念レセプションが2015年5月23日に国労大阪会館で開催されました。資料によると、大阪争議団は1965年に延べ50団体の労働争議で闘う仲間が「大阪争議団交流会」を立上げて、1979年「大阪争議団共闘会議」に発展して現在に至るようです。レセプションには大阪争議団交流会、結成当時に加盟されていた「化学同盟ベルマン労組」争議の杉村邦雄氏が連帯の挨拶を述べられました。

今回「大阪争議団50周年記念誌」が発行され30年誌と共に1995年から2014年までの年表と写真で綴る記録として発行され参加者に配布されました。半世紀の歴史がある大阪争議団の結成当時は、安保闘争のまっただ中に活き活きと闘う労働者(労働組合)であった事を現存する1965年の大阪争議団交流会議案書「ど性骨」が50年後の私達に伝えています。

レセプションは、大阪歌声協議会の合唱で始まりました。その間にも、続々と参加者が来場され130名の参加で用意した席は埋め尽くされました。
今回のレセプションは、実行委員会方式で開催され約1年間の議論・討議をへて開催に漕ぎ着けました。当日は実行委員長である井上巌(元:仲立争議)大阪争議団元議長の開会の挨拶から始まり川辺和宏大阪労連議長、辰巳孝太郎日本共産党参議院議員に来賓の挨拶を賜り、木下圏一(元:関西電力争議)大阪争議団元議長による乾杯の音頭で宴会が始まりました。連帯の挨拶を民法協幹事長・城塚健之弁護士、国民救援会大阪府本部会長・篠原俊一弁護士に頂きました。歓談中は、マジック・ハーモニカ演奏・フラメンコギター演奏と催し物があり参加者の笑顔と笑い声が満ちていました。歓談中に大阪争議団共闘会議  年を振り返ったDVDが上映され参加者からは、それぞれの争議の時代ごとに歓声がわき起きり昔を懐かしむ良い機会になったのではないでしょうか。元争議団も現争議団もへこたれない明るさと元気があります。集合写真の参加者の笑顔が物語っています。

労働争議は、時代によって内容が変わっても現在もあるし今後も無くなることがないでしょう。現在、大阪争議団共闘会議には9争議が加盟し日々争議解決のために頑張っています。大阪争議団共闘会議は「大阪から、すべての争議をなくそう」を目標に闘い続けます。
今後も皆様のご支援とご協力をお願い致します。

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