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[労働]に関する記事

真の長時間労働是正と非正規労働格差是正を実現するための労働法制の抜本的改正を求める決議

本年3月に政府は「働き方改革実行計画」を決定し、本年6月には労政審がこれに沿った建議(「時間外労働の上限規制等について」及び「同一労働同一賃金の法制度について」)を出した。一方で依然として政府は、裁量労働制の大幅拡大や高度プロフェッショナル制度を設ける労基法改悪を企図し、今秋の臨時国会にもこれらを盛り込んだ形での「働き方改革一括法案」の提出・成立を狙っている。 しかしながら、こうした安倍政権...

労働相談懇談会に参加して

2017年07月15日

出版ユニオン大阪 大久保 武則  6月15日に国労会館1階ホールで行われた、2017年第2回労働相談懇談会に参加しました。この懇談会には、弁護士、大阪労働相談センター、相談を受けて解決に向けて活動している地域労組の組合員など、30名が参加しました。 懇談会は、主催者挨拶、西川大史弁護士による「最近の労働裁判に見られる特徴」に続いて、清水亮宏弁護士による「採用・内定・入社を巡る労働問題~近年...

シンポジウム 「“働き方改革”を斬る ~これでは過労死は防げない~」・過労死110番報告

2017年07月15日

弁護士 和田 香 1 シンポジウムのご報告 大阪過労死問題連絡会では、6月14日、「“働き方改革 ”を斬る~これでは過労死は防げない~」と題し、全国一斉過労死110番(同月17日に実施)のプレシンポジウムをエル・おおさかで開催しました。 これは、現在進められている、残業の上限を1か月あたり100時間未満とする等の労基法改正が過労死・過労自殺を生み出す長時間労働を合法化することにつなが...

闘い取った判例に反する 地方公務員法改正

2017年07月15日

官製ワーキングプア研究会 川西 玲子 1 地方公務員法改正で「会計年度任用職員」という身分を創設 地公法・地方自治法の改正は、全国 万人の臨時・非常勤の永年の悲願であった。法の谷間からの脱却、不安定な身分、均等待遇からの置き去りを改善させるためには法改正は必然であった。しかし残念ながら無残な結果となった。現行の臨時・非常勤を新たに創設した「会計年度任用職員」という身分に移行させるという。そ...

酷いいじめや嫌がらせがあっても、 労災保険法上の精神疾患ではない?! ―― パナソニックアドバンステクノロジー事件に対する不当判決に抗議する ――

2017年07月15日

弁護士 村田 浩治 1 いじめパワハラを巡る社会的常識に逆行する判断 株式会社の社長といえば、最高権力者である。2007年3月9日、その社長から「殺すぞ」「殴ったるで」「アホ」「馬鹿」「人間力ゼロ」と侮辱され、机を多数にわたって叩く怒鳴るという行為を繰り返されSさんが、適応障害を発症したのは当然であった。 Sさんは労災請求をすることに不安を抑えられなかった。 しかし、常識的にみて、業務...

泉佐野市不当労働行為事件で全面勝利解決

2017年07月15日

弁護士 増田 尚  6月23日、泉佐野市職員労働組合・同現業支部と泉佐野市との間で、一連の不当労働行為につき全面的に解決を図る合意をして、大阪地裁(内藤裕之裁判長)での取消訴訟が市の取下げによって終結した。残る2件の取消訴訟(最高裁、東京地裁)も、合意に基づいて市が取り下げて終結した。千代松市長が就任してから6年あまり、最初の府労委への救済申立てから4年あまりで、一連の不当労働行為に対して実質的...

まともな働き方実現! ~安倍式働き方改革のウソ・マコト 6.16法律8団体共催集会

2017年07月15日

弁護士 細田 直人  6月16日エル・おおさかで、法律8団体共催集会「まともな働き方実現!~安倍式働き方改革のウソ・マコト」が開催され、192名が参加しました。 この日は、民主主義を踏みにじるかのような強行採決で共謀罪が成立した日であり、本集会は、民法協幹事長鎌田弁護士から、政府与党の行動に対する抗議声明で幕が開けました。 まず、日弁連労働法制対策委員会委員の久堀文弁護士から、同一労働同...

共謀罪の強行成立に抗議する声明

本年6月15日、自民、公明、維新らは、共謀罪を創設する組織犯罪処罰法改正案について、国会の審議を軽視し、参議院法務委員会の採決を「中間報告」により省略するという、驚くべき反民主主義的手法を用いて、参議院本会議で同法案を強行可決した。 共謀罪について、国内では、当協会だけでなく、広範な法律家や市民らにより、「テロ防止」「一般市民は対象ではない」などとの政府答弁の欺瞞や、捜査・取締・処罰対象が無限定...

派遣労働問題研究会新人歓迎企画―― KBS京都訪問の報告

2017年06月15日

弁護士 坂東 大士  5月24日、派遣研新人歓迎企画として、KBS京都を訪問させて頂きました。 KBS京都の訪問では、まず、ラジオ・テレビ番組を制作、放送している館内を見学させて頂きました。その後、京都放送労働組合の取り組みについて報告を聞かせて頂きました。 1 KBS京都館内見学 館内見学では、はじめに、ラジオ放送のスタジオなどを見学させて頂きました。 KBS京都は、京都、彦根...

裁判・府労委委員会 「裁判所から見た労働事件」(講師:森野俊彦先生)報告

2017年06月15日

弁護士 原野 早知子  裁判府労委委員会では、5月16日(エルおおさか)、元裁判官の森野俊彦先生を講師として企画を開催した。「裁判所の中」の話を伺う貴重な機会であり、35名が参加した。 森野先生は昭和46年任官、平成23年定年退官(修習23期)で、刑事事件や家事事件にお詳しい一方、数々の労働事件を担当してこられた。その経験に基づく講演であった。 裁判所で長く勤務されたからこそのエピソード...