民主法律時報

法律家団体による街頭宣伝のご報告

弁護士 清水 亮宏

1 働き方改革関連法案に反対する街頭宣伝を行いました!
2017年12月7日18時から、淀屋橋駅前で街頭宣伝を行いました。民法協・大阪労働者弁護団・労働組合などを中心に、十数名が淀屋橋駅前に集まりました。弁護士は法的観点から、労働組合は働き方の実態から、働き方改革関連法案を批判し、まともな法規制を求めて声を上げました。

今回の街頭宣伝では、法律家団体の有志でビラを作成し、ティッシュと一緒に配布しました。ティッシュと一緒に配布したこともあり、多くの方にビラを手に取っていただくことができました。

2 日本労働弁護団日比谷集会との中継
同じ日時に、日本労働弁護団が日比谷公園で働き方改革に関する集会を開催していました。この集会では、集会の会場と各地方(北海道・福岡・大阪)と中継をするという珍しい試みがありました。大阪からは、淀屋橋での街頭宣伝の様子を中継するという形で参加させていただき、これまで開催した集会の内容や街頭宣伝等の取組みについて紹介しました。また、弁護士や労働組合の街頭宣伝の様子の中継も行いました。

カメラワーク・進行法・話し方など、反省すべき点が多々ありましたが、中継の試みは、集会を盛り上げるための面白いアイデアだと感じました。今後、同様の取り組みが計画された場合には、今回の反省を活かしたいと思います。

3 今後も継続して街頭宣伝を行います!
まだまだ働き方改革関連法案の問題点が市民に伝わっていないのではないかと感じます。2018年は、働き方改革関連法案の議論が本格化する時期ですので、過労死ラインを容認する上限規制や裁量労働制・高度プロ制の問題点等について、わかりやすくアピールしていく必要があります。長時間労働と残業代の問題については、市民の関心が高いように感じますので、これらに関連させて問題点をアピールすることが重要だと思います。
今後も継続して街頭宣伝を行う予定です。次回以降の街頭宣伝にぜひご参加ください。

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