民主法律時報

SNS活用法講座 ④ 情報発信のネタ

弁護士 清水 亮宏

1 はじめに
SNS活用法講座、第4回は“情報発信のネタ ”です。SNSで情報発信といっても、何から始めればよいのかと迷ってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、おすすめの投稿ネタをご紹介します。

2 ニュース・時事ネタ・他の人の投稿をコメント付きでシェアしよう
一番手軽にできる情報発信の方法です。FacebookやTwitterでは、インターネットのニュース記事や他の人の投稿などを簡単にシェアできます。ニュースサイトにシェアボタンがある場合はシェアボタンの選択を、ない場合は投稿内容にURLを貼り付ける方法でシェアできます。自分のコメントを付けたうえでシェアできるのも特徴です。自分で長い記事を書かなくとも、既にあるニュース記事にコメントをつけてシェアすることで、情報や意見を共有することができます。
コメントを付ける場合は、短くわかりやすいコメントを心掛けましょう。情報量の多いSNSでは、長い文章は読み飛ばされてしまう傾向にあります。

3 自己の活動を積極的に発信しよう
次におすすめしたいのが活動内容の発信です。団体交渉の経緯(※チラシ等と同様、内容にはご注意ください。)、担当事件の結果報告、相談会・ホットライン・イベントなどの告知宣伝などです。
自己の活動を発信することの意義は、単なる宣伝にとどまりません。有意義な活動をしていても、SNSでの(活動内容についての)情報発信が少なければ、その人・団体がどのような活動をしているのか、外部からイメージを持ちにくいことが少なくありません。活動内容を情報発信していれば、活動内容をイメージでき、安心感・信頼感を高めることができます。また、社会的認知度を高める効果もありますし、SNSの投稿をマスコミがキャッチしてニュースに繋がるケースもあります。

4 投稿ネタに困ったら
話題になっている時事ネタは市民の関心が高く、SNSで拡散されやすい傾向にあります。投稿するネタに困った場合は、話題になっていることを調べてみましょう。「Googleトレンド」というサイトなどで、話題になっている時事ネタを調べることができます。
また、投稿ネタに困った時には、昔の投稿をリサイクルすることも有効です。

5 最後に
今回は、情報発信のネタについて簡単に紹介しました。文章で説明しましたが、SNSを使いこなしている人の投稿や、多くの「いいね!」「リツイート」を獲得している投稿もぜひ参考にしてみてください。
次回からは、多くの人に見てもらうための拡散のコツについて紹介いたします。

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