民主法律時報

SNS活用法講座⑤ 情報発信のコツと注意点

弁護士 清水 亮宏

1 はじめに
SNS活用講座、第5回は“情報発信のコツと注意点 ”です。

2 写真・画像付きで投稿しよう
写真・画像付きの投稿をおすすめします。SNSでは多くの情報が飛び交っているため、興味を引かない投稿は読み飛ばされてしまう傾向にありますが、写真・画像付きの投稿は、一瞬でイメージを伝える効果があり、人の目に留まりやすいです。ぜひ、写真・画像付きの投稿を検討してみましょう(毎回付ければ良いというものでもありませんが…)。直接関係する写真・画像がない場合には、イメージ画像でも良いと思います。

3 動画も効果的!
上級者向けですが、動画の投稿も有効です。Facebookなどでは、あえて再生ボタンを選択しなくとも、自動で動画が再生される仕組みになっており、はじめの数秒間で興味を引くことができれば、最後まで見てもらえる可能性が高まります。動画を投稿する場合は、開始3秒間にインパクトを持たせるようにしましょう。なお、Facebookで再生されている動画の多くは無音で再生されているそうなので、字幕を付けることをおすすめします。

4 Facebookに投稿する際の注意点
Facebookでは、記事の文字数が多い場合、全体の一部が「もっと見る」「続きを読む」と省略されてしまいます。せっかく思いを込めて記事を書いても、「もっと見る」「続きを読む」に進んでもらえなければ意味がありません。どこから省略されてしまうかは、使用している端末や改行の位置などによって異なってくるため、一概には言えませんが、スマートフォンで表示した場合に 行以内に収まるよう心がけておきたいところです。
それ以上の記事を投稿する場合には、冒頭に記事の概要を記載する、リード文を入れるなど、読ませるための工夫を心掛けましょう。
なお、パソコンとスマートフォンでは見え方が異なります(改行の位置がずれてしまうことも…)。パソコンから投稿する場合は、パソコンで作成→下書き保存→スマートフォンで確認→スマートフォンで投稿という流れで投稿することも検討してみるとよいでしょう。

5 Twitterに投稿する際の注意点
TwitterはFacebookよりも情報量が多いです。そのため、目に留まる投稿を心掛ける重要性が高いです。ポイントを絞る、改行の位置に気を配る、画像を付けるなど、一目でポイントを把握できる工夫をしてみましょう。Twitterは1投稿140字までという文字制限がありますが、分割して投稿するなど、ぎっちり詰め込まないように注意したいところです。
また、Twitterは情報量が多いため、投稿が読み飛ばされてしまうこともあります。表現を変えて同様の内容を投稿してみるなど、複数回投稿することも有効です。

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