お知らせ

10月31日の最高裁裁判官国民審査にご活用ください

最高裁判所の裁判官は、任命後初めて行われる衆議院議員総選挙の際に、国民審査に付されます。国民審査は、私たち主権者である国民一人ひとりが、最高裁判所の裁判官について、信任・不信任の判断を行い、投票者の過半数が「×」とした裁判官を罷免する制度です。

最高裁判所の裁判官が国民に対して、自らの考えを直接語ることはありません。国民が、最高裁判所の裁判官に問いただす機会もありません。また、国民審査の対象となっている裁判官が、労働事件や憲法訴訟においてどのような判断を示したのかについて、国民には広く周知されていません。そのため、私たち国民は、最高裁判所の裁判官について十分な判断材料のないまま、投票を余儀なくされています。

非正規労働者の切実な声に耳を傾けることなく格差是正に反対した裁判官、選択的夫婦別姓に反対した裁判官、一票の格差の是正に背を向けた裁判官、憲法が保障する基本的人権を蔑ろにする裁判官、裁判官を統制してきた司法官僚。各裁判官の経歴や判決内容などをご参照いただき、どの裁判官が憲法の番人、人権保障の砦としてふさわしいのかをご検討いただく資料として活用ください。

2021年国民審査資料

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