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[労働]に関する記事

泉佐野市職員らの一方的な一律給与カットに対し公平委員会が異例の「意見」

2012年04月25日

弁護士 谷   真 介 1 本件は、平成23年4月24日に、前・泉佐野市長が大阪維新の会から府議会議員に立候補したことにより行われた泉佐野市長選挙において、マニフェストで職員給与を20%カットして年9億2000万円の財源を確保すると主張していた前市議会議員の千代松氏が当選したことに端を発する。  千代松市長は当選後、早速、同年5月12日に職員給与の一律20%削減の協議を通告した。そして、大...

JAL不当判決と職場の状況 

2012年04月25日

JAL不当解雇撤回裁判原告団 事務局次長  長 澤 利 一 はじめに  東京地裁で争われていた、JAL整理解雇訴訟のパイロットならびに客室乗務員の判決がそれぞれ2012年3月29、30日に言い渡された。整理解雇の有効性が問われた本件において、両判決は解雇を有効としたのである。原告の一人としてこの判決を受け止めるとき、不当な判決であるとしか言いようがない。両判決は整理解雇法理を否定せずにその...

日本郵便輸送割増賃金請求事件 控訴審で完勝!

2012年04月25日

弁護士 増 田   尚  郵便物の自動車輸送を手がける関連会社が1社に統合されてできた日本郵便輸送の従業員2名が、1社統合後に、無事故手当と運行手当を時間外労働に対する割増賃金の基礎から除外されて計算されたとして、差額の割増賃金の支払を求めていた事件で、大阪高裁(前坂光雄裁判長)は、4月 12日、従業員らに対する勝訴判決を言い渡した。 事案の概要及び裁判の経緯  従業員らは、大阪...

大阪・泉南アスベスト国倍訴訟第2陣 大阪地裁で勝利!―大阪高裁不当判決を克服して再び国の責任を断罪

2012年04月25日

弁護士 谷  真 介 1 はじめに  本年3月28日、大阪地裁第8民事部(小野憲一裁判長)において、大阪・泉南アスベスト国賠2陣訴訟(原告55人・被害者33人)について、昨年8月25 日の1陣訴訟(原告34 名、被害者26名)について大阪高裁第 民事部(三浦潤裁判長)で出された原告逆転敗訴の不当判決を克服し、総額1億8043万円の賠償を命じる原告勝訴判決を勝ち取ることができた。判決に至る経...

 「労働契約法の一部を改正する法律案」提出に対する声明

 2012年3月23日、政府は「労働契約法の一部を改正する法律案」(以下「改正案」という。)を通常国会に提出した。  改正案は、恒常的に仕事があるにもかかわらず、雇用調整の際の便宜と人件費節減目的のために有期契約労働が野放図に利用されている現状を、規制を通じて改め、雇用の安定と正規労働者との均等待遇を実現してほしいという有期契約労働者の願いに背を向けるだけでなく、現状の正規労働者と非正規労働者と...

街頭宣伝の自由確立をめざす各界懇談会(街宣懇)・再開の報告

2012年03月28日

弁護士 西 川 大 史 1 はじめに  近時、労働組合や民主団体等の街頭宣伝に対して、警察が干渉・介入してくる事例が急増していることに鑑み、大阪労連、国民救援会、自由法曹団大阪支部、民主法律協会では、この間、学習会や意見交換会を重ね、警察等による近時の街宣活動に対する干渉が看過できないこと、また、放置すれば街頭宣伝の自由が制限されるとの危機感を抱き、組織的な対応が必要であるとの共通認識を持つに...

「韓国の労働運動」学習会に参加して

2012年03月28日

 弁護士  中 村 里 香  3月19日、エルおおさかにて、韓国の社会情勢、労働情勢にも造詣の深い脇田滋教授(龍谷大学)を講師にお迎えし、「世界の民主化運動に学ぶシリーズ」第3回として「韓国の労働運動」と題する学習会が開催された。 1 はじめに  リーマンショックイヤーである08年度についても、日本の労働損失日数(ストライキにより労働が失われた日数)は1万1000日であり、韓国の80万9...

教育・職員基本条例反対の意気高き御堂筋パレード ―戦前の教育に対する痛恨の思い忘れず―

2012年03月28日

                    弁護士 橋 本   敦  3月18日、雨上がりの中之島女神像前の広場から、御堂筋パレードへと2条例反対の熱い市民の声がとどろいた。  その集会に参加した私には、少年時代に受けた軍国主義教育の日々が思い出され、二度と再び政治権力の教育支配を許してはならないという思いがあらためてよみがえった。  戦前の教育、言うまでもなくその基本は「教育勅語」(明治  年...

民主主義の意味を履き違えた橋下氏・維新の会にNO!―大阪法律家8団体共催 大阪「維新」を考えるつどい

2012年03月28日

弁護士 中 峯 将 文 1 はじめに  2012年3月5日、エル・おおさか南ホールにて、大阪法律家8団体共催集会「教育基本条例・職員基本条例 これでいいの? 大阪の公教育と公務員 2条例にNO! 大阪『維新』を考えるつどい」が開催されました。民法協幹事長で自治労連弁護団の城塚健之弁護士の開会挨拶から始まり、連合大阪法曹団代表幹事で大阪市労連弁護団でもある北本修二弁護士がアンケート調査、メール調...

大阪の行政・教育を考える 2条例の制定を許さない府民集会に参加して

2012年03月28日

弁護士 藤 井 恭 子 1 中央公会堂に2000人を超える府民が集結  去る2月22日、大阪市中央公会堂において、2条例(教育基本条例案・職員基本条例案)の制定を許さない府民集会が開催されました。  この日、中央公会堂には、主催者の予想を遙かに超えて、2000人を大きく上回る参加者が集まり、会場は熱気に包まれました。  集会においては、まず主催者挨拶として、藤木邦顕弁護士が現在の大阪府政・...